ほけんの窓口って、どうして無料で相談にのってくれるの?
後から請求されるとか、騙されていないか心配・・・。
ほけんの窓口は、無料で相談にのっても、きちんと儲けられる仕組みになってるよ。
本記事では、その儲けの仕組み(からくり)と、ほけんの窓口の気になるデメリットも、実際に何度か相談に行った経験を元に解説します。
- 「ほけんの窓口」の収入源は、保険外交員や無料保険相談窓口、さらには銀行などと同じ〇〇
- 「ほけんの窓口」はメリットが多いが、残念ながら、他の無料保険相談窓口にはないデメリットもあり!
本記事では、安心して、ほけんの窓口を利用できるよう、デメリットもきちんと解説してるよ。
デメリットを知れば、判断材料になり、失敗しにくくなるね。
豆柴
です
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ほけんの窓口が無料で相談にのってくれるカラクリはズバリ!「販売手数料」
ほけんの窓口が「無料」で何度も相談にのってくれるのは、保険商品を売れば「販売手数料」が手に入るからです。
ほけんの窓口に限らず、他の無料保険相談窓口や、金融機関、保険代理店など、どの媒体でも「販売手数料」を収入源にして保険を売っているよ。
上の図のように、ほけんの窓口などの無料保険相談窓口は、保険を売ることによって保険会社から手数料をもらっています。
これじゃあ、手数料ほしさに強引に保険をすすめられない?
今では厳しい規制もあり、顧客に不利益な保険を売ることは禁止されているよ。
さらに、現代においてはTwitterなどのSNSにすぐ口コミが伝わってしまいます。
このような理由から、今では悪質な、そして強引な保険の勧誘は少なくなりました。
特に、ほけんの窓口などの無料保険相談窓口はFPが対応していることが多く、倫理的には安心して利用することができます。
保険の相談は倫理規定が厳しいFPに相談するようにしよう!
詳しくは、下記記事で解説しているよ。
「ほけんの窓口」のデメリット
数ある無料保険相談窓口の中でも、絶大な人気があるのが「ほけんの窓口」です。
こちらのCMでも有名なほけんの窓口ですが、メリットが多い一方、デメリットももちろんあります。
本章では、気になるデメリットを、私が実際に失敗した体験談も加えて、詳しく解説します。
1つ1つ見ていきましょう。
ほけんの窓口のデメリット①
店舗もしくはWEBでしか相談できない
一般的な無料保険相談窓口には、
- 店舗
- 自宅
- (喫茶店などの)指定場所
- WEBオンライン
- 電話
と、相談場所が選べる場合がほとんどですが、ほけんの窓口では、「店舗」と「WEBオンライン」の2つの方法でしか相談ができません。
店舗での相談は、お手軽な一方、緊張して、どうしても判断が鈍ります。
また、「加入済みの保険証」などの必要書類が手元にない場合、きちんとした相談ができません。
WEB相談なら、必要書類を探しながら、相談できますが、そもそも資料を画面に映して確認してもらうなどの手間がかかります。
一方、自宅での相談では、自分のテリトリーで話をすることができ、冷静な状態で話を聞くこともできます。
また、話の流れで、他の資料を見せる必要がある場合は、すばやく対応できます。
店舗で相談する場合は、前もって、必要書類を必ず確認し、持参しよう。
「訪問」で相談したい方は、下記無料相談窓口で相談することができます。
サービス名 | マネードクター | 保険チャンネル
| ほけんのトータルプロフェッショナル |
---|---|---|---|
おすすめな人 | 家計や保険など専門的に相談したい人 | 相談したい人を自分で選びたい人 | 実績のあるFPに相談したい人 |
特徴 | 専門分野に特化したFPが多数在籍 税理士や司法書士との連携あり(プレミアの場合) | プロフィール・経験から選べる(※2) 運営は大手の「リクルート」 | 厳しい「登録基準」と「継続審査基準」をクリアしたFPのみ所属 MDRTや住宅アドバイザーなどFP以外の資格所有者も多数 |
相談スキル | (内、MDRT会員(※1)888名) | FP2,400人以上FP800人以上 | 不明 |
取扱保険 会社数 | (生保29社・損保15社) | 44社担当者による | 担当者による |
店舗相談 | 150拠点 | なし | なし |
オンライン 相談 | あり | (※2) | あり(指名可)なし |
訪問相談 | あり | (※2) | あり(指名可)あり |
キャンペーン | あり | あり | なし |
公式HP |
(※1)MDRT 会員は、卓越した専門知識、厳格な倫理的行動、優れた顧客サービスを提供しています。また、生命保険および金融サービス事業における最高水準として世界中で認知されています。 (MDRT日本会HPより引用)
(※2)FPを指名するには、下記手順が必要です。(右の アイコンをクリックして確認して下さい。)
ほけんの窓口のデメリット②
フランチャイズ店がある
ほけんの窓口は「店舗」が非常に多く、とても便利な反面、実は、その店舗の中には、直営店だけでなく、フランチャイズ店が多く存在します。
そういえば、この前、フランチャイズ店で相談することになって、なんかいろいろと「できない」こと最初に言われた覚えがあるよ。
ほけんの窓口のデメリットのほとんどが、直営店とフランチャイズ店のサービスが統一していないところにあるんだ。
下記に掲げるデメリットを気にしないのであれば、フランチャイズ店の相談でも十分満足できます。
以前、相談したとき、ちょっとびっくりしたけど、ちゃんと相談できたから、「質」に差はないと言えるよね。
ほけんの窓口の直営店の選び方は、ほけんの窓口の直営店の見分け方は?|パートナー店での体験談も記載でくわしく解説しています。
一方、保険見直し本舗はすべて直営店です。
保険見直し本舗については下記記事で紹介しています。
ほけんの窓口のデメリット③
データが一元化されていない
ほけんの窓口のフランチャイズ店は、いろいろな会社に委託され運営されています。
そのため、データが一元化されていません。
違う店舗に行けば、個人情報や相談内容が伝わっていないため、もう一度、1から話をする必要があり、手間がかかります。
逆に、直営店に相談に行くと、データは一元化されているので、直営店なら、どの店舗でも履歴が残り、スムーズに相談にのってもらうことができます。
実は、私はこの事実を知らずに予約を入れてしまいました。
ほけんの窓口での初めて相談は、運悪くフランチャイズ店に行ってしまったため、最初の説明で、本章でお話しているデメリットをお店の方に聞かされました。
その後、「それでよろしいでしょうか?」と言われましたが、来てしまったので「嫌です」とも言えず、そのまま相談しました。
一方、保険見直し本舗はすべてが直営店でデータが一元化されています。
ほけんの窓口と保険見直し本舗の違い、どちらがおすすめかは、下記記事で解説しています。
ほけんの窓口のデメリット④
個人情報が心配
個人情報もフランチャイズ店では、ほけんの窓口が責任を持たず、フランチャイズ店独自で管理します。
もちろん、フランチャイズになるためには、個人情報については一定の基準は保たれていると思います。
ほけんの窓口のデメリット⑤
店舗により取り扱い商品が違う
直営店は取り扱い商品が統一されていますが、フランチャイズ店は店舗により取り扱う商品が違います。
フランチャイズ店で販売契約している保険しか紹介されないから、直営店よりも選択肢は少なくなるね。
ほけんの窓口のデメリット⑥
すべてがFPとは限らない
ほけんの窓口で相談にのってくれる担当者の中には、FPでない人も(数は少ないですが)います。
店舗型無料保険相談窓口は、FP資格がない人もいます。
保険の相談や販売は「保険募集人」の資格があればできます。
逆に、FPでも「保険募集人」の資格がないと保険を売ることができません。
ぼくは、FPだけど「保険募集人」の資格がないから保険は売れないよ。
「ほけんの窓口」のメリット
前章では、デメリットをお伝えしましたが、ほけんの窓口にはメリットもたくさんあります。
1つ1つ見ていきましょう。
ほけんの窓口のメリット①
予約が取りやすい
ほけんの窓口は、店舗数が非常に多く、その為、予約が取りやすいのが最大のメリットです。
A店の予約が取れなくても、すぐ近くにB店があったりするから、すごく便利だよ。
思い立ったときに相談できるのはうれしいね。
ほけんの窓口のメリット②
予約なしでも対応してくれる
ほけんの窓口では、予約なしでも対応してくれます。(ただし、予約優先なので、対応してもらえないこともあります。)
無料保険相談窓口には、予約必須のところもあるので、とてもありがたいですね。
ほけんの窓口のメリット③
相談しやすい(親しみやすいスタッフ多数)
これは個人的見解ですが、ほけんの窓口は他の無料保険相談窓口よりも、スタッフがとても話しやすかったです。
丁寧な対応にもかかわらず、親近感も持てる対応もあり、好感が持てました。
疑問点で担当者もわからないことは、すぐに保険会社に問い合わせてくれたり、他のスタッフに聞いてくれたりして、一緒に考えてくれている一体感を感じることができたよ。
ほけんの窓口のメリット④
品揃えが豊富
ほけんの窓口は超大手なので、保険商品の品ぞろえが豊富です。
品揃えが豊富ということは、自分により合った保険に出会えるということだね。
ただし、フランチャイズ店は、すべての商品を取り扱っているわけではないので注意が必要です。
フランチャイズ店で取り扱っている商品は、直営店に比べて少ない。
さらに、フランチャイズ店により、契約している保険会社も違うので注意。
ほけんの窓口のメリット⑤
無理な勧誘がない
ほけんの窓口では、無理な勧誘は少なかったです。
でも、最後に「他に不安がありませんか?」と、なんか他の保険の話をされそうになったんだけど・・・。
これは、「クロージングの言葉」として受け取っていいよ。
何かサービスを受けると、最後に必ず、「他に何かお困りごとはありませんか?」と言われますが、ほとんどの場合、みなさん「ありません」とお断りしていると思います。
それと、同じで、「ありがとうございます。大丈夫です。」と言うと、相談はすんなり終わるので安心して下さい。
その後ですが、私の場合は、1年後にちょっとした営業電話がありましたが、「今は大丈夫です」と伝えたら、電話は来なくなりました。
まとめ:ほけんの窓口の儲けのカラクリは「販売手数料」|デメリットも理解し相談に挑もう
ほけんの窓口の利益のからくりは「販売手数料」でした。
これは、どの媒体で保険を購入しても同じです。
であれば、倫理規定が厳しく、知識が豊富なFPがいるところで相談するのが一番!
その中でも、「ほけんの窓口」はCMでも有名で、店舗数も多く、おすすめです。
ですが、もちろんデメリットも存在しています。
カモにされないかも心配だね・・・。
デメリットばかりに焦点をあてると、保険を相談するところがなく、自分で調べて加入することになるよ。
実は、自分で調べることは、効率が悪いだけではなく、「保険に入った」という安心感だけで、あなたにとって最適な保険かは判断することができません。
車やPCと同じで素人感覚で検討すると、失敗する可能性が高くなります。
- 保険に加入したい場合
- 保険を解約したい場合
- 今の保険は適切か見直したい場合
は、プロに相談することをおすすめします。
カモにされない対策は、下記記事で詳しく解説しているので読んでみてね。
無料保険相談窓口は、色々とあるので、できればセカンドオピニオンをすることもおすすめします。
サービス名 | マネードクター | 保険チャンネル
| ほけんのトータルプロフェッショナル |
---|---|---|---|
おすすめな人 | 家計や保険など専門的に相談したい人 | 相談したい人を自分で選びたい人 | 実績のあるFPに相談したい人 |
特徴 | 専門分野に特化したFPが多数在籍 税理士や司法書士との連携あり(プレミアの場合) | プロフィール・経験から選べる(※2) 運営は大手の「リクルート」 | 厳しい「登録基準」と「継続審査基準」をクリアしたFPのみ所属 MDRTや住宅アドバイザーなどFP以外の資格所有者も多数 |
相談スキル | (内、MDRT会員(※1)888名) | FP2,400人以上FP800人以上 | 不明 |
取扱保険 会社数 | (生保29社・損保15社) | 44社担当者による | 担当者による |
店舗相談 | 150拠点 | なし | なし |
オンライン 相談 | あり | (※2) | あり(指名可)なし |
訪問相談 | あり | (※2) | あり(指名可)あり |
キャンペーン | あり | あり | なし |
公式HP |
(※1)MDRT 会員は、卓越した専門知識、厳格な倫理的行動、優れた顧客サービスを提供しています。また、生命保険および金融サービス事業における最高水準として世界中で認知されています。 (MDRT日本会HPより引用)
(※2)FPを指名するには、下記手順が必要です。(右の アイコンをクリックして確認して下さい。)
マネードクターについては、で体験談など詳しく解説しています。